「この資格、稼げるんだよね〜。子どもがいても働きやすいし、やっぱり手に職があると違うよね」
ママ友のその言葉を聞くたび、私は笑顔で「すごいね!」と言いながら、
心の中で何度も深くため息をついていました。
3人の子育てに追われ、家事に明け暮れる毎日。
彼女にとって私は「手に職もなく、ただ日々をやり過ごしている暇な専業主婦」に見えていたのかもしれません。
毎回毎回、彼女の「専門職自慢」を聞かされることに、私はもう限界でした。
「このまま、誰かの引き立て役みたいに過ごすのは嫌だ」。
それが、私がスーパーのパート面接へ向かった、一番の理由です。
「暇だと思われたくない」という悔しさをエネルギーに変える
キラキラした夢や、高い志なんてありませんでした。
あったのは「あのママ友に『暇な人』だと思われるのが、どうしようもなく嫌だ」という、
単純でドロっとした悔しさです。
でも、その悔しさこそが、私を突き動かす最強のガソリンでした。
「手に職」なんてなくても、まずは外に出て「働く主婦」という肩書きを手に入れる。
そうやって一歩踏み出せば、彼女と対等な立場で話せるようになるんじゃないか。
そんな野心(?)を抱いて、仕事を探しました。
実際に働き始めたら、世界がガラッと変わった
実際にスーパーでパートを始めると、驚くほど景色が変わりました。
- 「暇な時間」がなくなった:物理的に忙しくなり、ママ友の自慢話を聞いている暇すらなくなりました。
- 社会との繋がり:自分の稼いだお金で生活することで、誰かに依存しているという罪悪感が消えました。
- 自信の回復:レジを打つ、品出しをする、仲間と連携する。その一つひとつが「自分には社会で通用する力がある」という証拠になっていきました。
気がつけば、あんなに気になっていたママ友の言葉が、不思議とどうでもよくなっていたんです。
だって、今の私は彼女の顔色を伺う必要なんてない、一人の働く大人になったのですから。
悔しさは、最強の「武器」になる
もし今、あなたも同じように誰かの言葉に傷ついていたり、悔しい思いをしているなら。
それは、あなたが「変わりたい」と強く願っているサインです。
誰かに見返すための働き方で、いいじゃないですか。
最初はそんな不純な動機でも、働いていくうちに、その仕事は必ず「あなた自身の誇り」に変わります。
まとめ:人生の主導権を、自分に取り戻そう
私は今、スーパーでのパートに加え、在宅でリモート営業の仕事もしています。
もちろん、専門職の彼女のことはもう気になりません。
彼女が自慢話を繰り広げているその時、私はPCの向こうでお客様に提案をし、しっかりと成果を出しているのですから。
「きっかけなんて、悔しさからでいい」
そう胸を張って言いたい。まずは履歴書を買うところから、あなたの「逆襲」を始めてみませんか?

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